はじめての建築士講習会
また前回からあいてしまいましたが、懲りないで続けます。
ツジムラが持っている資格で一番対外的に価値があると思われる「一級建築士」。
平成17年に明らかになった構造計算書偽装事件、いわゆる”姉歯事件”のおかげで
建築基準法や建築士法の改正が行なわれました。
建築士に対する定期講習受講の義務付けもそんな改革の一つ。
建築士事務所に所属する建築士は、原則3年以内ごとに定期的に講習を受ける必要があるのです。
平成21年度の新しくなった建築士試験、第一期生のツジムラは、今回がはじめての講習会でした。
時間は午前9時から午後五時まで。およそ1時間に10分の休憩と1時間の昼休みがありますが
一日拘束される訳です。おまけに講習の最後には修了考査があります。
内容が楽しいものならいいのですが、「建築物の建築に関する科目」や
「設計及び工事監理に関する科目」と堅苦しいもので睡魔と戦いながらの受講です。
またセミナーの類のものなら、携帯に連絡が入るものなら勝手に会場から離れる人が多い
我々土建業界の人間も、今日ばかりはおとなく席についておりました。
ツジムラの建築学校時代の設計の講師であり、今回の定期講習会の講師を務めた川田先生も
おっしゃっていましたが、
どうせ義務化された講習なら、講習会自体の在り方や内容を変えるよう建築士自体が声をあげるべきだなと思いました。
最新の新技術や重要技術項目など関心がある話もあることですし・・・。
山形市で開催される定期講習会は複数あるのですが、庄内で開催される講習会は少ないので久しぶり見る顔も多くいました。・・・本当に狭い地域です。
ラベル: 建築士